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〜幻の鉄路に今、列車が蘇る〜 赤村トロッコ油須原線

コウモリkoumori


<特集>赤村に居るコウモリについて

 トロッコに乗ると、季節によっては、トンネル内にコウモリが飛んでいるのを見られることがあります。
 そのコウモリについて、詳しく調べて見ました。

■赤村トロッコから見えるコウモリは、どんな種類なのでしょうか?
 キクガシラコウモリ・モモジロコウモリ・ユビナガコウモリが主です。

■世界にはどれくらいの種類のコウモリがいるのでしょうか?
 1,000種類ぐらいいます。
 そのうち日本にいるのは、30〜40種類ぐらいです。
 そのうち3種類ぐらいが、赤村のトンネルにいます。

■コウモリは何をエサにしているのでしょうか?
 コウモリの食べ物は、小さな虫です。
 夜行性のコウモリは、一晩で体重の半分くらいのエサを食べます。

■コウモリは目が見えているのでしょうか?
 コウモリは、目ではなく、超音波でものを認識しています。
 物体として認識するため、生き物なのか物体なのかは認識できません。
 そのため、虫ではないものを間違えて口に入れることもあります。

■コウモリの寿命はどれくらいですか?
 長くて10年〜20年です。それ以上はまだわかっていません。

■コウモリは、トンネル以外ではどんな場所にいるのでしょうか?
 森の中で、人の目が行き届かないような、鍾乳洞や洞窟などです。

■トロッコが走っても、なぜコウモリはぶつからないのでしょうか?
 コウモリは、ふだんは小さくすばしっこい虫を捕まえています。
 従って、トロッコくらいの早さのものは、コウモリにとってはゆっくりなので、ぶつかることはありません。

■コウモリはこわいのでしょうか?
 おとなしく見ているだけであれば、コウモリは人を襲ったりはしません。
 人にぶつかったりするようなこともありません。
 でも、コウモリを刺激しないように、そっと静かに見守ってあげて下さい。

■コウモリはトンネル内に住んでいるのでしょうか?
 恐らく、住んでいます。
 姿が見えない時は、柵の向こう側(トンネルの町村境よりも先の大任町側)にいると考えられます。
 もしかしたら、森の中などに別の場所があって、トンネル内には一時的にいるだけなのかもしれません。

コウモリは、いつ見られるのでしょうか?
 冬眠時期ではない4月〜10月頃は、比較的トンネル内で見ることができます。
 晴れた日は少なく、曇りや雨の日には多い傾向があります。
 天気の悪い日は、コウモリもトンネル内に逃げ込むのかもしれません。

■コウモリがいるということは、トンネル内はどんなところなのでしょうか?
 コウモリが住むには、安定したエサ(つまり虫)がいなければなりません。
 コウモリが居るということは、自然のサイクルが整った、自然の豊かな場所である、ということになります。

■コウモリはどんな場所に住みやすいのでしょうか?
 コウモリは、暗くて湿気が有り、静かで環境の変化の少ない場所を好みます。
 従って、野原越トンネルは、コウモリにとって非常に住みやすい環境であると言えます。

■コウモリはいつ冬眠するのでしょうか?
 毎年11月〜翌年3月頃までが、コウモリの冬眠の季節です。

■コウモリが役にたつことはありませんか?
 コウモリが虫を食べるため、農薬の量を減らすことができます。

■コウモリは何匹の子供を産むのでしょうか?
 人間と同じほ乳類のコウモリは、1年に1度、約1匹の子供を産みます。
 一度の繁殖で何匹もの子供を産む他の動物とは異なり、コウモリは、一匹の子供を大切に育てます。

●調査協力機関:
 特定非営利活動法人 東洋蝙蝠研究所
 〒630-1101 奈良県奈良市広岡町213-3
 奈良研究所・こうもり博物館 TEL/FAX: 0742-95-0023
 http://www.abri.or.jp

●調査時期:2008年夏期
 (既に10年近くが経過しているため、現在は上記の内容とは異なっている場合もありますのでご了承下さい。)

問合せ先

赤村役場 (平日昼間のみ)
〒824-0432
福岡県田川郡赤村大字内田1188
TEL 0947-62-3000